こんにちは!文学集団ツバサです!

ここは「ツバサ」のホームページ兼ブログです。

このページでは活動報告やブックレビューなどを行っております。

当サークルは札幌の大学生を中心としたゆるーい文学サークルです。活動には必ず毎回参加しなければならないという訳ではありませんので、気軽に参加してみてください。

基本的な活動内容として、お勧めの本を紹介したり、好きな本について語り合ったり、会誌の執筆をしたりしています。ツバサが取り上げる作品は一般の文芸サークルとは異なり、小説だけに限りません。評論、エッセイ、漫画、アニメ、映画、演劇、ミュージカル、和歌、詩など「文学」と呼ばれるもの全般を扱っています。ですので、物語を書く人もいますが、基本的に活動内容は自由で、何を書いても語ってもいいのです。小説を書いたことはないんだけど……という方でも全く問題ありません。

上の基本的な活動以外でも対外的な活動として、小説家による講演会の開催や文芸フリマ、コミックマーケット、コミティアといったイベントへの出品などを目標としています。

まだ小さな団体ですが、ここでしかできないことができればと思います。

どうぞよろしくお願いします。

会長

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第三回文学フリマ京都

1月20日(日)に開催された第三回文学フリマ京都に参加してきました!(今更ですが……)当日は朝から曇天でしたが、会場はやはり活気がありましたね。さすが京都です。今回は私一人で現地まで足を運び、設営から販売までやりましたが、ドッと疲れました。売り上げは、既刊新刊合わせて13冊です。これには私もはんなりしていられません。文学フリマ全体の性格として、外様には厳しいということでしょうか。道外で頒布することはかなり重要なのですが……私のソウルジェムはもうグリーフシードに変質寸前です。

イベント終了後は、現地の友人と河原町へ向かいました。河原町というだけあって、街中に水路が通っており景観はなかなかによかったのですが、夕食は入る店を間違えましたね。観光地の下調べは必須なのです。悪意のない、純真で無垢な疑問ですが、京都の方はあらゆる料理を京化しないと気が済まないのでしょうか。「京風○○」と書かれた看板やのぼり旗がところどころにあがっており、眩暈がしました。このままいくと、そのうち京風ジンギスカンや京風スープカレーも出てくるでしょうね(すでにあるのかも……)。

札幌に戻ってからは期末の処理に追われていたのであまり記憶がありません。今後、人身御供を一人遣わすスタイルは禁止したいと思います。余りに不健全なので。次の参加イベントは(順調に事が運べば)札幌文フリです。当選していることを願うばかりですね!

文責:春日井

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活動報告 「アニメと音楽―「主題歌」のこれまでとこれから、EGOISTを中心に―」

10月29日(月)に行われた会合についての報告です。Siberian君による企画があり、タイトルは「アニメと音楽―「主題歌」のこれまでとこれから、EGOISTを中心に―」でした。

はじめに、アバン・OP・本編(A-Bパート)・ED・Cパートといったアニメの構造についての説明があり、これまでに「主題歌」と呼ばれる歌が担ってきた役割についての考察が述べられました。制作者が作品のテーマを落とし込む場であった主題歌は、80年代以降の「タイアップ」概念の隆盛、「キャラソン」の誕生などにより、その役割を変化させていったということです。

そんな中、EGOISTという名のアーティストグループが登場します。このグループは、2011年放映のアニメ『ギルティクラウン』のヒロインである「楪いのり」が、グループのボーカルを務めているという設定のもとに結成されました。当初は『ギルティクラウン』の主題歌・挿入歌を担当していたのですが、「いのり」のキャラクター設定を軸にして活動を続け、次第に他作品の主題歌を担当するなど、幅広い音楽活動を行うようになります。アニメ発のボーカルユニットではあるものの、アニメから独立したアーティストの形をとることで、EGOISTは一つのアニメ作品にとらわれない活動ができるようになったということでした。

会員同士の話し合いでは、アニメ(2次元)と現実の境界が曖昧になっているのではないか、という話や、現代の音楽活動についての話題で盛り上がりました。技術の進歩も相まって、音楽を作り、歌い(あるいはボーカロイドなどに歌わせて)、発表する場はどんどん身近になってきています。ある種の気軽さがそこにはある、とも言えますが、逆に埋もれる作品も多くなったはずです。

私はあまりアニメに詳しくないので、他の会員が次々と作品名を挙げていくのをすごいなと思って聞いていました。ところが、家に帰ってから調べてみると『甲鉄城のカバネリ』はEGOISTによるOPを採用していたそうで……(このアニメは観ていたのです)。話題に出せばよかったと、会合が終わってから少しばかり悔しい思いをしました。

 

文責:玉置

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活動報告 後期新歓二回目

10月24日(水)第2回後期新歓報告

こんにちは!先日後期新歓の二回目が行われたので、その活動報告です。

今回は石山と大谷が担当しました。企画の内容は合評体験です。見学の人が来ても、読むのに時間がかからないようにということで、俳句と短めの小説を用意しました。俳句の合評は普段やらない事なので意見が出ないのではということを心配していたのですが、予想以上に会員が色々と言ってくれてとても実りのある合評となりました。小説の方も様々なアドバイスや、感動したというコメントなどたくさんの意見が出て、盛り上がりのある後期新歓となりました。

見学にも一人来てくださいました!

新歓はこれで終了となりますが、ツバサはいつでも会員募集中なので気になった方はご連絡ください(*^^*)

 

文責:石山

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活動報告「ラテンアメリカ文学に触れよう~『夜のみだらな鳥』書評を添えて~」(後期新歓1回目)

10月12日(金)第1回後期新歓報告

今回は会長の春日井が担当しました。企画のタイトルは「ラテンアメリカ文学に触れよう~『夜のみだらな鳥』書評を添えて~」でした。

ラテンアメリカ文学といえば、ガルシア・マルケスの『百年の孤独』が有名ですが、今回取り上げたホセ・ドノソ『夜のみだらな鳥』はそれと双璧をなすほどの名作といわれています。日本では長らく入手困難だった本書ですが、今年の2月に水声社さんから選書《フィクションのエル・ドラード》の一冊として再び刊行されました。こういうの、大変ありがたいですね。

本書は魔術的リアリズムの作品とされており、企画の中で魔術的リアリズムについてもさらっと触れました。年初に芥川賞を受賞した石井遊佳さんの『百年泥』も魔術的リアリズムの作品とのことで、日本でも馴染みのある作風の一つと言えますが、魔術的リアリズムという言葉はあまり聴き馴染みないのではないでしょうか。

個人的には、扱う作品からしてとっつきにくいものでしたので若干の不安はありましたが、楽しんでもらえたようです。ラテンアメリカ文学を手にとるきっかけになれたらいいな~といったところです。

 肝心の新入生ですが、一年生の方が来てくれました!よかった~(>_<)

企画終了後は食事会を催しました。反省会にならず、ホッとしています。

次回は模擬合評ですね!楽しみです☆

☟以下のリンクからレジュメを閲覧できます!

「ラテンアメリカ文学に触れよう~『夜のみだらな鳥』書評を添えて~」

「ラテンアメリカ文学史年表」

文責:春日井

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後期新歓やります!

遅ればせながら、後期新歓についての情報を掲載します。

1回目

日時:10月12日(金) 18時30分~

場所:北部食堂

企画:作品紹介

2回目

日時:10月24日(水) 18時30分~

場所:北部食堂

企画:模擬合評

※1当日の18時15分あたりから看板を持った会員が北部食堂の前にいます。

※2途中参加も歓迎です。

※3当日は企画後に食事会があります。会員のおごりですので、是非いらしてください。

興味のある方は是非来てくださいね!

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文学フリマ札幌終了しました!

こんにちは。

7月8日にさっぽろテレビ塔二階で開催された、文学フリマ札幌に参加してきました。

今回はツバサ4号と5号の二種類を売り出したのですが、なんと終了時間になる前に売り切れとなってしまいました!

そしてなんと、なんと……初の黒字!!

冊子を買ってくださった方、ありがとうございます。

「残り1冊です」に反応し、お買い上げいただいた隣のブースの方にも感謝です!

このブログを見てくれている方々の中にも、手に取ってくださった人がいるかもしれませんね。

新刊の5号では恋愛を扱った作品が多く、ドキドキするシーンもたくさんあったように思います(※個人の感想です)。

 

今回はいつもより多くのゲストが来てくださって、さらにサークル間同士の交流も増えたような気がします。私も実際に他のサークルのブースを見てまわったのですが、どの冊子もそれぞれの個性が現れていて面白かったです。

 

次の作品も締め切りに間に合わせて、何とか出せるように頑張りたいと思います!

これからも文学集団ツバサをよろしくお願いします。

文責:石山・大谷

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活動報告 「自分を殺した小説家 ―Goethe und Werther―」

5月14日(月)に行われた会合についての報告です。今回の会合では、Siberian君が『若きウェルテルの悩み』を取り上げ、作者の分身という観点から考察がなされました。

 

ゲーテが25歳の時に出版した『若きウェルテルの悩み』は、主人公ウェルテルが親友ヴィルヘルムに送った書簡という形式をとって書かれています。

内容は大きく二部に分かれており、第一部ではシャルロッテという女性に対するウェルテルの恋情が綴られています。しかし、それは道ならぬ恋であり、彼女にはアルベルトという婚約者がいるのでした。

第二部、アルベルトと結婚したシャルロッテは、ウェルテルに対し冷たい態度をとるようになります。そんな中、ウェルテルの知人が恋情によって殺人を犯してしまうという事件が起きました。ウェルテルは知人を弁護しようとしますが、シャルロッテの父親である法官とアルベルトによって、彼の要求は撥ねつけられてしまいます。自らも否定されたような気持ちになり、ウェルテルは自殺を決意するのでした。

 

社会的身分などの共通点も多いことから、ウェルテルはゲーテの分身であると言われているそうです。この小説も、ゲーテの実際の悲恋体験や友人の死が元になっているということでした。Siberian君は、ゲーテが自分の分身を作り、小説内で彼を死なせたことの理由として、自らが抱く苦悩を消し去ろうとする防衛機制的な効果を求めたのではないかと結論づけていました。

 

作中では、恋情によって罪を犯した知人をウェルテルがかばうという構図から、知人と自分とを重ねるウェルテルの心理が垣間見えます。ウェルテルに自分を重ねたゲーテという存在も合わせると、これは二層構造になっていると言えるのかもしれません。この構造は、ウェルテルに自己を重ねる読者、といった形で波及していきます。

 

会合では、書簡体小説という形が、自己を投影する際に効果的な手法だったのではないかという話や、作者が自己について書くことの難しさについての話が出ていました。

また、報告者の他にも『若きウェルテルの悩み』を読んだ人がいて、ウェルテルが自殺するに至った原因は自分を否定された悲しみなのか、自分が理解されなかったことへの怒りなのか、といった議論も起きました。

 

様々な考察のできる小説ということで、有意義な会合になったのではないかと思います。この夏に読んでみたい本が1つ増えました。

 

文責:玉置

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