新歓情報

こんにちは。だいぶ出遅れましたが、新歓についての情報を掲載します。

1回目

日時:4月16日(月) 18時30分~

場所:北部食堂

企画:即興創作

2回目

日時:4月23日(月) 18時30分~

場所:北部食堂

企画:読書会

※1当日の18時15分あたりから看板を持った会員が教養棟の掲示板前にて待っているので、見学にいらっしゃる方はそこに集合してください。

※2当日は企画後に食事会があります。基本的に会員のおごりですので、是非いらしてください。

少しでも興味のある方は是非来てください。会員一同歓迎いたします!

春日井

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『記憶・物語・対話: すがのエッセイ集 ツバサ叢書』Amazonにて販売開始!!

我々ツバサの会員であるすがの氏渾身のエッセイ集が、先日Amazonから発売されました。合評や一部コメントに携わった身としては、こうして一般販売されるのはやはりうれしいものです。

わたしは、ことばが好きだ。話すことも、聞くことも。読むことも、書くことも。そのようなことばへの愛を、あるいは愛憎を奮闘しながら結晶化させたのが、ここに収められた拙文の数々である。
 個人的なことを書きすぎている、と評されたことがある。その通りだと思う。しかし現実は、すべて個別具体的な断片からできている。現実のごくごく一部としてのわたしの体験の表現に、しばし付き合ってもらえればうれしい。
——「まえがき」より

まえがきにあるように、このエッセイ集はすがの氏の個別具体的な体験に根差したものです。ですが、そこには独りよがりな暴論などみられず、寧ろ他者である我々の個別具体性を共振させるようなやさしさに満ちています。それでいて決して没個性的なわけではなく、氏の個性が確かに囁きかけているのが感じられるのです。

…そんな私のひどく感覚的な感想なんて置いておいて、まずは読んでみてほしいのです。

以下はAmazonのリンクです。興味のある方は是非ClickClick!!

『記憶・物語・対話: すがのエッセイ集 ツバサ叢書』

春日井

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文学フリマ@前橋参加報告

こんにちは。気候病に悩まされている春日井です。遅ればせながら、3月25日の第二回文学フリマ@前橋の参加報告を少しばかり。

道外の文学フリマとしては初参加となるこの文学フリマ@前橋。単身での前橋入りに加え、途中スマートフォンを忘れるなどのトラブルもありましたが、会場では北海道に所縁のある人をはじめ多くの方が声をかけに来てくださり、ホッとするばかりでした。また、獨協大学文芸部さんとの交流もあり良い刺激となりました。

個人的には他の出店者さんも見て回りたかったのですが、独り身だったのでそれもかなわず…とはいえ、何とか無事に終えることができました。『Tubasa』4号を手に取ってくださった皆さまにご満足いただいていることを願うばかりです。

本州ではすでに桜が咲いているらしく、新幹線の窓からではありましたが道沿いの桜を堪能することができました。北海道に開花が訪れるのは後1か月ほど先だとか・・・

帰りの便が3時間ほど遅延したこと等まだまだ書きたいことはありますが、参加報告から著しく逸脱するのでこのあたりで締めたいと思います。

教訓:文フリなどの即売会は必ず2名以上で会場入りすること。

春日井

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活動報告 「空っぽのやつでいっぱい」

12月25日(月)に行われた会合についての報告です。今回の会合は太田氏によるブックレビューでした。

太田氏が取り上げた書は『空っぽのやつでいっぱい』(著:アボガド6)でした。初めての漫画本ということで、また新たな視点から話し合うことができたのではと思います。

特徴

いくつかの短編小説で構成されているが人物、時系列、テーマともにバラバラな個々の物語が有機的につながっている。感情の描写は揃ってあいまいながらも緻密であり、氏の温かみのある絵柄も相まって、読者にもやもやした感触を与えている。またこのタイトル自体も、お決まりのパターンの組み合わせしか作れなくなっている現代エンタメ界を象徴しているかのようだ。

ストーリー自体は使い古された短編そのものであり、ある種の予定調和さえうかがわせ
るものであるが、あえてそうした展開を取り入れることでキャラクターの無個性さ(=特別ではない)を引き立て、さらには本書全体に視野を広げさせる余裕を読者に与え、構造に注目できるようにしている。こうしたストーリーの陳腐さと構造の複雑さの組み合わせでもって、『空っぽのやつでいっぱい』という題に至ったのではないか。

作者のアボガド6氏(@avogado6)は、twitterプロフィールによると、「化学が好きな一般人」とあるが、映像作家やデザイナーの仕事をこなしているとみられる。ボーカロイド曲を中心に、ニコニコ動画で映像を提供してきた。個人の映像作品集に「おばけフィルム」「おばけカタログ」がある。twitterやpixiv上で単発のイラストをアップロードしている。

太田氏は物語を整理し、登場人物は果たしてどのようなロール(役)を果たしているのかを考えたものの、はっきりとした確証には至らなかったと述べられていました。会員で議論した結果、最後には現代における作者の在り方にまで発展。時間の関係で短めの会合だったものの、内容はとても濃かったように思います。

さて今年ももう終わりですね。皆さんよいお年をお迎えください。

文責:石山

参考:作品紹介アボガド6『空っぽのやつでいっぱい』

 

 

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活動報告 文学小論『小説における人物の記号化』

12/15(金)に開かれた会合についての報告です。

今回の会合では玉置氏によるテクスト論についてプレゼンとすがの氏のエッセイ第一稿の提出がありました。

プレゼンでは『読むための理論:文学・思想・批判』の抜粋を資料として、ブロッホやレヴィ=ストロースといった構造主義の大家を取り上げながら、物語での主人公の役割について論じられました。

玉置さんが結論として挙げられていたのは、物語は主人公が現世と異世界の境界を越えることによって成立する、というロトマンの分析を基に、主人公にはこうした越境者と、固定された世界の観測者の二タイプがある、ということであり、その上で近年の作品では主人公のこうした役割が失われつつあり、他の記号(人物)と置き換え可能な存在となりつつある、という分析を行っていました。

その後、会員同士のディスカッションが行われ、様々な意見が出ました。その中でも「こうした人物の脱構造化がキャラクター小説や「セカイ系」に現れているのではないか」という意見があり、その類の物語を読んで育った私的にはこういう形で注目を受けていることに嬉しさ交じりの驚きがあったとともに、これは改めて分析をしなくてはというよくわからない使命感に駆られてしまいました。

このプレゼンの後、すがの氏のエッセイ原稿がまとまったという報告があり、その提出がなされました。この原稿は後々電子書籍になる予定なのですが、ツバサが出版するということで会員がどう関わっていくのかというテーマでの話し合いが行われました。現在ちょうどその原稿を読み込んでいますが、改めて自分の文章力との差に愕然としております。どうやったらあんな洗練された面白い文章が書けるのでしょうか……。

とまあ久々の会合で少しはしゃいでしまいましたが、気を取り直して次回の会合の準備も進めていきます。次回は思ったよりニーズがありそうなので「セカイ系」とかポスト構造主義とかそのあたりを取り扱ってみようかなと思っています。あと、時間があったらちょっと変わった漫画を手にいれたので、その紹介もします(たぶん)。

会員の皆さん、どうぞお楽しみに。

いすひろし

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活動報告 読書報告会:テーマ「『他者』との出会い」

11/22(水)に開かれた会合についての報告です。今回の会合では,すがの氏による「『他者』との出会い」をテーマとした読書報告会を行いました。

取り上げられた書は,『オレもサッカー「海外組」になるんだ!!』(吉崎エイジーニョ著,PARCO出版,2007)及び『バッタを倒しにアフリカへ』(前野ウルド浩太郎著,光文社新書,2017)です。両書ともに筆者が海外へ単身飛び込んで新たな挑戦をしたことを自伝的に記したもので,言語の壁や文化差などがありながらもその地で新しい知見を得るといった書であるとのことでした。

『オレもサッカー「海外組」になるんだ!!』は,スポーツライターであった筆者がドイツでプレイヤーとして渡るという内容。ドイツではアマチュアスポーツも熱く,サッカーのリーグなどは11部まであるそうです。見学に来てくださっていたフランスからの留学生からは,ヨーロッパでのサッカー熱のすごさについても聞くことができました。

『バッタを倒しにアフリカへ』は,昆虫学のポスドクである筆者がバッタの研究のため,その被害が大きいモーリタニアの研究所にわたるというもの。筆者は学術研究をおもしろく一般に伝えるということに力を注いでいる方で,本書表紙の「バッタに扮装した筆者」は特徴的です。

本例会では,これらの内容を踏まえて以下のような論点について会員同士で意見交換を行いました。

・文学や読書における「対話」とは何か?

・文化差を超えた「共通言語」は存在しうるか?スポーツや音楽はそれにあたるか?

・経験知と形式知との関係とは?体験したことでなければ文章創作は不可能なのか?

etc.

 

各会員から様々な意見がなされましたが,私が特に印象に残っているのは,「インターネットの普及で,経験せずともさまざまな情報を得ることができ,実際に経験するのとの差が縮まっている」「しかし,専門的なコミュニティを扱う文芸制作ではそれでも不十分なこともあり,実際の経験者が読むと違和感を覚えることもある」といったものです。現在はインターネットの発達によって,知りたいことはおおかた検索さえすれば調べられてしまうようになりましたが,それでもやはり現実で体験したことというのはそれで代替できないほどの情報量を伴っているので現実の体験というのは大事なのではないのでしょうか。

今回の活動ではエッセイを取り上げながらも,文芸創作に役立つような内容となりました。新刊をチェックし多くの新書を読んでいるというすがの氏らしい報告でした。今後も活動の幅を広げ,よりいろいろな角度から創作にアプローチしていきたいものです。

次回の会合では,文学理論をテーマとし玉置氏が担当する予定です。会合のテーマや内容には各担当者の特色が出ており,実にツバサらしい活動となってゆくのではないでしょうか。

参考:すがの報告レジュメ(11.22)

文責:div0

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活動報告 合評,『シュロック・ホームズの冒険』著.ロバート・L・フィッシュ 訳.深町 眞理子

11月8日(水)に開かれた会合についての報告です。本会合の内容は菅野氏の原稿の合評成田氏によるブックレビューでした。

合評では菅野氏の『読み終わらない本』、『アイドルを弔う』、『わかりあうということ』3篇について扱いました。

読み終わらない本』・・・読み進めたい、でも読み終わるのはイヤだ…そんな読書につきものの葛藤をテーマとした作品。私は最近だと『永遠の森 博物館惑星』菅 浩江 でそんな葛藤に襲われましたね。合評を受け大幅な加筆修正をするらしく、どんな形に落ち着くのか楽しみです。

アイドルを弔う』・・・2017年2月8日に亡くなったアイドルの松野莉奈さん。彼女の不在に対し、ファンである氏がいかに向き合い、前に進んでいくのかを綴った自己内省的な文章。私はアイドルに全く詳しくないのですが、それでも「不在の存在」等興味深いテーマに切り込んだ本稿は胸打つものでした。

わかりあうということ』・・・私たちはお互いにお互いのことを分かったようでいて、本当は分かった”ふり”をしているに過ぎない…そんな何とも厳しい見解を突きつける1篇。ただ、氏の主張は独我論とは立場が異なり、あくまで他者は他者なりに自己の経験から自分のことをわかろうと努めている、という認識が根底にあります。つまり、自己の知覚を信奉する素朴実在論とは一線を画した、氏なりの他者への期待が秘められているのです。その点においてこの作品は、読者に哲学的ゾンビの存在を示唆するような冷めきったものではなく、むしろ他者との相互理解に一縷の可能性を抱かせるものでした。

当会で菅野氏は唯一評論・エッセイを執筆されていますが、全体的にクオリティが高いですね。切り口は多様ですが、「時間」や「思い出」といったテーマを扱った文章が多く、私としては今後も期待しています(何様…)。

合評後には成田氏により『シュロック・ホームズの冒険』(著.ロバート・L・フィッシュ,訳.深町 眞理子 ハヤカワ・ミステリ文庫1977/03)のブックレビューが開かれました。久しぶりのブックレビューです。氏の好きな文芸ジャンルはミステリだそうで、当会のミステリ部門といったところでしょうか。肝心の内容について、レジュメから一部抜粋して紹介します。

あらすじなど

ベイグル街221番地B迷探偵シュロック・ホームズのもとには、さまざまな事件が舞い込んでくる。助手のワトニイ博士とともに、事件を解決に導こうとするのだが…全12編からなる短編集。基本的に、事件が舞い込む→ホームズが突飛な推理を繰り広げ、事件を解決する(彼らの中では)→新聞などで(読者のみが)真実を知る というパターンで話が繰り広げられている。ホームズ・パスティ―シュの中で最も有名な作品の一つ。

感想

・人物像や会話・訳の雰囲気も「本家」感たっぷりで、リスペクトが凄い(また「本家」ネタも満載である)。それ故に迷推理っぷりが笑いを誘う。

・英語の言葉遊び(俗語をそのまま読んだり、普通の文を暗号として読んだりなど)が多い。  

・「アダム爆弾の怪」は本家「ボヘミヤの醜聞」(『シャーロックホームズの冒険』内に収録)、「シュロック・ホームズ最後の事件」は本家「シャーロックホームズ最後の挨拶」(同タイトル書籍に収録)を読んでいるとより楽しめる(原作のオマージュのシーンがある為)。それ以外に、本家でのモリアーティ教授(本作の登場人物”マーティ教授”の元ネタ)がロンドンの悪党を束ねている統領的存在である、ということくらいは知っていた方が楽しめるかもしれない。

などなど

合評以外の活動が停滞気味でしたが、こういった会員一人一人が主体となっていろいろな企画を立ち上げるのはいいですね。今後もやっていきたいところです。

さて、次回会合は菅野氏によるブックレビューです。一体何が語られるのやら…期待です。

文責:春日井

 

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2017新歓情報

入学された新入生の皆さん、おめでとうございます!

本年度、当会におきまして新歓説明会を行いますので、ぜひお越しください!

もちろん新入生だけではなく、在学生、院生、他大学生の皆さんも歓迎しておりますので、気軽にご参加ください。

場所:高等教育推進機構1F 3番窓口附近集合(会員がプラカードをもって待機しております)

4月20日(木)18:30~ 読書会

4月24日(月)18:30~ リレー小説

なお、各回とも会員との食事会が付きます(なお、いわゆる「ごっつあん」ではないので、それ目当ての参加は推奨しかねます。ご容赦ください)。

不明なことがございましたら、「CONTACT」のメールフォームか、当会アドレス

tsubasaxsapporoあっとgmail.com

(あっとを@に変えてください)

までお寄せください。

それでは、皆さんのお越しをお待ちしております。

 

会長

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第91回コミックマーケット参加報告

こんにちは。50年に一度の豪雪で冬季鬱が絶賛進行中のいすひろしです。

去る12/30(金)、いつもの東京ビックサイトにて第91回コミックマーケットにサークル参加してきました。

東京は例年より暖かいと聞いておりましたが、当日はそんなことはなく普通に寒かったです。私としては札幌で耐寒性が向上しているつもりでいただけに少しショックです。。。

今回は前回と異なりソロ参加。ジャンル再編で日程と配置が変わったので私の友人たちにはゆっくりしてもらい、自分一人で行くつもりでした。ええ、行けると思っていたのが甘かったようです。一人でやるもんじゃありませんねこれ。

眉目美麗なイラストに囲まれる中、何が何だかよくわからない文学サークルの冊子なんか手に取ってくださる方は果たしていらっしゃるのかと心配は無用だったようでかなりのお客様が足を止めてくださいました。中には前回の会誌を覚えていらっしゃる方がいて感激しました。ありがとうございました。

新刊の表紙が与謝蕪村の鴉だと気づいた方がいらっしゃって、即興の墨画を頂いたのと丸谷才一の本を譲っていただいたのは本当にうれしかったです。感無量です。必ず札幌に持ち帰ります。

それではみなさん、よいお年を!

 

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夏コミ(C90)サークル参加報告

皆さんこんにちは。

大雪山登ってテンション上がっているいすひろしです。裾合平はこの時期行くべきです。臨死体験を経験した気分になれます(臨死体験ないけど)。

いまさらですが、C90の報告をしたいと思います。

7月の文学フリマ札幌で会誌を出したのはいいのですが、まだまだ直すところが……となってしまい、思い切って増版を決意しました。ええ、言うは易く行うは難しとはまさにこのことで、ストーリー改変を含む大幅な編集を行い、えらい目に遭いました。やはり、さがない零細サークルとはいえ文章を世に送り出すのはかくも大変な作業であると身をもって知りました。とりあえず、編集さんすみませんでした。

当日はサークルの入場開始時刻に有明入りしたのですが、一般参加者にまぎれてしまい入場に苦労しました。何とかスタッフさんの誘導に従って入ると、まず会場の広さに驚き、次に人の少なさから自分が選ばれてここにいることを実感させられました。そして、ブースには印刷屋さんや各種イベントのチラシが山と積まれ一介のクリエイターとして扱っていただいていることに恐縮してしまいました。

売り子さんも到着し設営を行い、いざ売りはじめ!文学フリマの時ほどではありませんでしたが、それでも予想を超えるお客さんに恵まれ、本を手に取ってくださったので、大健闘と言う感じでした。

本を手に取ってくださった皆さんに感謝です。

また次回参加したいと思います。

 

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